反応速度について
★一般的な反応速度
一般的に人間の反応速度は0.15秒といわれている(これは約60分の10秒、10フレーム)。
つまりこれより早い攻撃には反応だけでは対応できないということである。
では、これより遅い攻撃なら反応だけで対処できるか、というとそうでもない。
中段攻撃を出されて食らった経験はないだろうか?きっとあるはずだ。時間で言うと20フレ程度の攻撃
であるはずの中段をどうして食らうのだろうか?答えは簡単で、意識が別のところにあるからである。
中段を食らうという事実からも、結局、実戦レベルでの単純反応速度は20フレーム程度であると
理解し、もしそれより早いスピードの攻撃が返される場合は、相手に読まれていたと
考えるべきである。このことは、スト3サードでの、下中K→鳳翼扇
(ヒット確認猶予18フレームにもかかわらず成功率が100%に近い人はほんのわずか)にも現れている。
成功するときは、ちゃんと意識をヒット確認に使っているので18フレームというのは余裕があるが、
意識が別のところにあると18フレームは厳しいのである。20フレームは根拠ある数字だと思う。
★反応の早い人
反応速度が早い人というのは確かに存在する。しかし、どんなに反応速度が早くても
所詮は人間レベル。常人が10フレームなのに対して8フレームだとか、そんなレベルである。
たとえ反応速度の早い相手と対戦するときでも、所詮は
この程度の差なので、それほど神経質に戦略を変える必要はないのである。
★反応速度0フレーム
しかし、実は反応速度0フレームの人もいる。それは、読みで
行動してる人である。波動拳を見てから飛び込むのはかなり厳しいが、タイミングを
読んで飛ぶのは簡単であるし、0フレームとはいかないが、行動を予測をしていれば、
相手がその行動をとったときは単純反応より早く反応できる。
結局何がいいたいかというと、
格ゲーに反応速度は関係ないということである。
何かというと反応速度が話題にあがるが、実際勝敗を左右するのは反応速度ではなく、
的確な読みである。反応なんて早くても高々数フレーム。読みのスピードは0フレ。
反応より読み、至極当然である。
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